佐賀県地質調査業協会
令和7年度 第1回(通算第32回)地盤工学セミナー 開催要領
主催:
一般社団法人 佐賀県地質調査業協会
共催: 公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区
後援: 佐賀県

 「九州の地震活動と地盤リスク」

 地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上を図ることを目的として、第32回地盤工学セミナーを下記要領により開催することといたしました。
 ご多忙の折りとは存じますが、ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 令和7年07月18日(金) 13:00~17:00
場 所 アバンセホール〔佐賀県立生涯学習センター〕
 佐賀市天神三丁目2-11 TEL:0952-26-0011
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 会員・行政機関の方 2,000円、会員以外の方 4,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 150名 (先着順、定員に達し次第締め切ります。)
認定講習 CPDS 4ユニット No.985846
CPD 3単位 No.202505300002
※当日は、本人確認のための身分証を持参ください。

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 真弓 貴宏
13:15

14:45
「九州の地震活動とその特徴」
講 師:松本 聡 氏 (九州大学大学院理学研究院 地震火山観測研究センター 教授)

概 要: 九州では地震活動が活発で、その発生様式もさまざまである。海溝型地震の日向灘地震や多くの活断層が分布し、その活動が危惧されている。近年では2005年福岡県西方沖地震や2016年熊本地震などの内陸地震など被害を及ぼした。本講演では日ごろ起こっている小さな地震から被害をもたらす大地震までその発生様式の特徴を述べ、今後の備えの一助とするものである。
14:45

15:00
休憩
15:00

16:30
「佐賀平野の軟弱地盤リスクと回避・低減の具体例」
講 師:三浦 哲彦 氏(佐賀大学名誉教授 軟弱地盤研究所 所長)

概 要: 地質地盤リスク、ジオリスクと称されるものには、地盤という材料の複雑性に起因するもの、および地盤調査の不足や設計・施工者の経験不足という”人”が関わるものが含まれる。佐賀平野に堆積する軟弱地盤はリスクに満ちた地盤である。一方で、技術者が現場に出て研鑽する機会は限られているのが現状である。当平野の軟弱地盤リスクを回避・低減するには、経験を広く共有し、伝承することこそが大切である。講演では、40年間にわたって現場で学んだ軟弱地盤の不思議さ、複雑さ、そこに潜むリスク、その回避・低減の方法について具体例を挙げて紹介する。
16:35

16:45
閉会挨拶
(一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 西 秀雄

※参加申込み書はこちら

皆様のお申し込みを、お待ちしております。

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