佐賀県地質調査業協会
令和6年度 第43回技術講演会 開催要領
主催:
後援:

一般社団法人佐賀県地質調査業協会
佐賀県
佐賀大学理工学部
公益社団法人地盤工学会九州支部
NPO法人技術交流フォーラム

 第43回 技術講演会の開催について

 地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上確立を図るため、本年度も下記要領により技術講演会を開催することといたしました。ご多忙の折りとは存じますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 令和6年9月10日(火) 13:00~17:00
場 所 アバンセホール(佐賀県立生涯学習センター)
 佐賀市天神3丁目2-11 TEL:0952-26-0011
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 当協会員・行政機関の方 3,000円、当協会員以外の方 6,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 150名 (先着順、定員に達し次第締め切ります。参考:施設定員301名)
認定講習 CPDS 4ユニット No.909641
CPD 3単位 No.202407170003
※当日は、本人確認のための身分証を持参ください。

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 真弓 貴宏
13:15

14:45
「九州地盤情報共有データベースの歴史と展望」
講 師:村上 哲 氏
    (福岡大学工学部教授 九州地盤情報データベース協議会委員長)


概 要: 九州地盤情報共有データベースは、2005年に第1版を公開後、2012年版、2018年版と第3版まで公開している。本発表では、まず、九州地盤情報共有データベースの歴史と第4版作製に向けての問題と課題について紹介する。次に、災害調査における地盤情報データベースの活用シーンや、気候変動による影響を含めた地域地盤災害リスク評価のための地盤情報データベース利活用について最新の研究成果を紹介する。
14:45

15:00
休憩
15:00

16:30
「ジオポリマーを用いた老朽ため池堤体の改修工法について」
講 師:甲本 達也 氏
    (佐賀大学名誉教授 ジオポリマー研究所所長)


概 要: 全国に約15万個あるというため池(佐賀県には約2600個)は大半が老朽化したため池であるという。これらの老朽ため池は近年の全国にまたがる激しい降雨災害や頻発する地震により堤体崩壊を引き起こすなど危機的な状況に陥っている。改修が急がれる老朽ため池も最近では環境保護の観点からの刃金土用土の確保が困難になってきてもいる。本講演では先ずフライアッシュやスラグなどの産業副産物を材料としアルカリ溶液との混合により作製されるジオポリマーの開発状況を紹介し、次いで、ジオポリマーと地盤改良杭工法を組み合わせた老朽ため池堤体および堤体周辺部の改修工法を紹介する。
16:35

16:45
閉会挨拶
(一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 西 秀雄


※参加申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

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