佐賀県地質調査業協会
令和6年度 第1回(通算第30回)地盤工学セミナー 開催要領
主催:
一般社団法人 佐賀県地質調査業協会
共催: 公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区
後援: 佐賀県

 「活断層と地震」

 地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上を図ることを目的として、第30回地盤工学セミナーを下記要領により開催することといたしました。
 ご多忙の折りとは存じますが、ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 令和6年07月31日(水) 13:00~17:00
場 所 アバンセホール〔佐賀県立生涯学習センター〕
 佐賀市天神三丁目2-11 TEL:0952-26-0011
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 会員・行政機関の方 3,000円、会員以外の方 6,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 150名 (先着順、定員に達し次第締め切ります。)
認定講習 CPDS 4ユニット No.896761
CPD 3単位 No.202406050004
※当日は、本人確認のための身分証を持参ください。

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 真弓 貴宏
13:15

14:45
「九州の地震と第四紀地殻変動」
講 師:下山 正一 氏 (佐賀大学非常勤講師 下山地質代表)

概 要: 2024年元旦にM7.6能登半島地震が発生した。能登半島は第四紀地殻変動地域として知られており数年前から群発地震が起こっていた。地震と地殻変動の原因については2説ある。九州にも隆起と沈降が激しい地域があり、活断層には変動の逆転が認められる。
 佐賀平野の伏在断層について地質学的知見を紹介する。4月17日のM6.6豊後水道地震では南海トラフ地震が気になった。公表されたデータを参考に想定の南海トラフ巨大地震についても紹介する。
14:45

15:00
休憩
15:00

16:30
「能登半島地震に学び九州の直下型地震に備える
-地震特性と耐震設計を考える-」

講 師:荒牧 軍治 氏(佐賀大学名誉教授 さが水ものがたり館館長)

概 要: 東日本大震災はプレート境界型、阪神淡路大震災、能登半島地震は直下型と呼ばれる地震で、揺れの大きさ・継続時間・特性等が異なります。地震の原因・特性が分かるに従い、地震の揺れに備える耐震設計法は大きな進歩を遂げてきました。プレート境界型と直下型地震の特性を考えるとともに、それに備える耐震設計法について考えます。
16:35

16:45
閉会挨拶
(一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 西 秀雄

※参加申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

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