佐賀県地質調査業協会
令和2年度 第2回(通算第23回)地盤工学セミナー 開催要領
主催:
一般社団法人 佐賀県地質調査業協会
共催: 公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区
後援: 佐賀県

 「土構造物等に係る防災・減災対策」

 地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上を図ることを目的として、第23回地盤工学セミナーを下記要領により開催することといたしました。
 ご多忙の折りとは存じますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日 時 令和2年09月30日(水) 13:00~17:00
場 所 唐津市高齢者ふれあい会館「りふれ」
 唐津市二タ子3丁目155番地4 TEL:0955-72-9611
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 会員・行政機関の方 2,000円、会員以外の方 5,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 100名 (先着順、定員に達し次第締め切ります)
認定講習 CPDS 4ユニット No.596318
CPD   3単位 No.202008210007
※当日は、本人確認のための身分証を持参ください。

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 原  裕
13:15

14:45
「近年の九州における地盤災害発生状況と土構造物の危険度評価に向けた取り組みについて」

講 師:
 石藏 良平 氏(九州大学工学研究院社会基盤部門 准教授)

概 要: 近年、九州では豪雨による地盤災害が多発している。今後、気候変動に伴い災害外力は増加することが予想されるため、被害の拡大が懸念される。豪雨への対策を効率的に行っていくためにも、降雨形態に着目した土構造物の被害状況を分析することが重要である。
本講演では、平成29年九州北部豪雨や令和2年7月豪雨で発生した斜面、堤防、ため池などの地盤災害の特徴を紹介する。また、将来気象データを用いた、河川堤防の危険度評価に向けた取り組みについても併せて紹介する。
15:00

15:45
「佐賀県管理道路の防災・減災対策について」

講 師:
 満石 孝司 氏(佐賀県県土整備部道路課 技術監)

概 要: 佐賀県では、「佐賀県総合計画2019」において、道路防災の推進を柱の一つと位置付け、道路法面の防災対策に取り組んでいるところです。道路防災点検や大雨等異常気象時の調査等により、法面のクラックや土砂崩壊、落石等の可能性がある箇所が確認されるなど、道路利用者の安全な通行に支障を及ぼす可能性がある場合は、道路法面の防災対策を実施することにより災害を未然に防止し、交通の安全性向上を図っています。本講演では佐賀県管理道路の防災・減災対策の現状について説明します。
16:00

16:45
「地球温暖化とミラクルソルの環境負荷低減技術」

講 師:
 原 裕 氏(日本建設技術(株)代表取締役 工学博士)

概 要: 近年、世界的に地球温暖化傾向に向かっており自然現象は、海水の高温化・台風の大型化・前線による豪雨災害等、またヒートアイランド現象を含めた温暖化対策を、建設業で少しでも環境負荷を低減させる様に取り組む必要がある。その一つとして、路面温度が高温化するのを確実に抑制するFWG透保水性舗装構造について説明する。
16:50

16:55
閉会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 佐々木 義文

※参加申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

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