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平成30年度 第1回(通算第18回)地盤工学セミナー 開催要領 |
主催:
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一般社団法人 佐賀県地質調査業協会 |
共催: |
公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区 |
後援: |
佐賀県 |
「有明海一帯の成り立ちと地質解析及び建設工事への活用」
地質調査業に対する認識の高揚と技術力の向上を図ることを目的として、第18回地盤工学セミナーを下記要領により開催することといたしました。
ご多忙の折りとは存じますが、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
日 時 |
平成30年07月25日(水) 13:00~17:00 |
場 所 |
アバンセ 第1研修室〔佐賀県立生涯学習センター〕
佐賀市天神三丁目2-11 TEL:0952-26-0011 |
参加者 |
国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等 |
参加料 |
会員・行政機関の方 2,000円、会員以外の方 4,000円 (申込み用紙参照、講習資料代) |
定 員 |
100名 (先着順、定員に達し次第締め切ります) |
CPDS |
認定講習 4ユニット No.476714 |
【プログラム】
13:00 ~ 13:10 |
開会挨拶
(一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 原 裕
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13:15 ~ 14:45 |
「佐賀低平地と有明海干潟の成り立ち」
講 師: 下山 正一 氏(西南学院大学非常勤講師)
概 要: 佐賀平野には低平地が広がっている。低平地には2種類の厚い粘性土が存在。
低平地の堆積物の下には形成時代の異なる起伏地形が伏在している。低平地の形成には海面上昇と古有明海の潮位差が関係している。有明海のアサリ漁獲量は1980年代をピークに減少している。アサリは砂質干潟に多い。有明海の砂質干潟は偏在している。ジオスライサー調査に基づきアサリ漁場と砂質干潟の起源が調べられた。これらの成り立ちについて述べる。
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14:45 ~ 15:10 |
休憩
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15:10 ~ 16:40 |
「有明海一帯の地質解析と建設工事への活用」
講 師: 岩尾 雄四郎 氏(佐賀大学名誉教授)
概 要: 特異な海「有明海」は、プレート運動による地質構造とその後の火山活動で造られた。東西に走る2本の断層の間には厚い堆積層を構成し、阿蘇火山からは軟弱層の粘土が供給された。干満差の大きさと相まって、建設工事での不確実性と保守の困難な事例が多々みられる。地質構造の概要紹介と建設工事のトラブル例をレオロジーの視点から紹介する。
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16:45 ~ 16:55 |
閉会挨拶
(一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 植田 雅典
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※定員に達した為、申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。
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