佐賀県地質調査業協会
平成27年度 第1回(通算第12回)地盤工学セミナー 開催要領
主催:
一般社団法人 佐賀県地質調査業協会
共催: 公益社団法人 地盤工学会九州支部佐賀地区
後援: 佐賀県

 「土壌・地下水の汚染ならびに廃棄物最終処分場の建設技術」

 人々が便利で快適な生活を求める程、清浄な水への需要が増大する。ボーリング機械と地盤技術等の進歩は、湧水や河川水などの表流水だけではなく、地盤で濾過されかつ温度変化の少ない地下水の大量利用を可能にした。一方、便利で快適な生活ならびに産業生産活動等のために、様々な化学物質や製品が開発・使用されるが、その一部は水溶や微粉末など多様な形態で水域や空中ならびに土壌に放出され、環境汚染物質となる。さらに使用後、固形物として回収された物質の一部は再利用・再資源化されるが、その大部分を廃棄物として、焼却ならびに埋立て処分しなければならない。そして、焼却灰を含み、これら廃棄物の最終的な処分の場は地盤である。
 将来に亘って、快適で、安全・安心な生活環境を確保し、維持するために、地盤工学・技術の果たすべき役割は大きい。本セミナーでは、土壌・地下水汚染のメカニズムと現状などを学ぶとともに、廃棄物最終処分場の建設事例を通して、その地盤環境工学上の技術と現状を知る。

日 時 平成27年7月3日(金) 13:00~17:00
場 所 アバンセ 第1研修室〔佐賀県立生涯学習センター〕
 佐賀市天神三丁目2-11 TEL:0952-26-0011
参加者 国、県、市町、公社等の担当職員
当協会員及び建設関連企業職員等
参加料 会員・行政機関の方 2,000円、会員以外の方 3,000円
(申込み用紙参照、講習資料代)
定 員 108名 (先着順、定員に達し次第締め切ります)
CPDS 認定講習 4ユニット No.310084

【プログラム】
13:00

13:10
開会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 理事長 原  裕
13:15

14:45
「土壌・地下水汚染に関する理論及び研究の現状と課題」
講 師: 神野 健二 氏 (九州大学名誉教授)

概 要: 近年、環境水中に様々な物質が付加され、水質環境の保全を困難にしている。これは、人々の関心が表流水のみならず地下水や土壌にも及んでいることを示す。2003年には土壌・地下水汚染に関する法律である「土壌汚染対策法」の制定、さらに2014年には、「水循環基本法」が制定されている。このような背景には、地下水の量と質の保全が健全な水循環を維持する上で重要な課題であることを示している。 本講義では、地下水の利用例と障害、地下水と表流水のつながり、地下水中の物質輸送などの検討例を通して、汚染原因物質の動態のメカニズムを学ぶ。
14:45

15:10
休憩
15:10

16:40
「福岡市の廃棄物最終処分場における地盤環境工学的取組事例」
講 師: 真次 寛 氏
(元福岡市環境局施設部長、NPO廃棄物管理アドバイザーネットワーク福岡)


概 要: 福岡市は、1970年代から福岡大学と連携して、廃棄物最終処分場に係る技術の改善に取り組んできた。本講では、これまでの取組の中から、地盤環境工学的側面の事例について紹介する。まず、最終処分場における環境保全に関する基本的な考え方を解説し、その主要な対策材料であり、ジオメンブレンに分類される遮水シートの施工と管理について、福岡市の取組事例を紹介する。また、最終処分技術(準好気性埋立構造)の海外への技術移転例や、最終処分場跡地の土地資源としての代表的な循環利用例を紹介する。
16:45

16:55
閉会挨拶
 (一社)佐賀県地質調査業協会 副理事長 真弓 幸慈

※参加申込みを締め切りました。
多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

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